ガス警報機は本当に必要?2年で7,536円が一括2,000円になる節約方法をご紹介!
みなさん、こんにちは。
固定費削減は、最も簡単で大きな効果のある節約方法だと思っているMr.Kidsです。
今回は、忘れがちなガス警報機の節約方法を解説していきたいと思います。
みなさんの家にも、ガス業者に勧められるまま取り付けたままのガス警報機ありませんか?
リース払いで使っている人はとても損している可能性があるので、この記事を見ながら上手く節約してみてください!
(※今回の記事は僕の実例を元に解説していくので、大阪ガスの「ぴこぴこ」の取り付けを例に説明しています。)
ガス警報機と火災報知器
まず初めに、ガス警報機って何?火災報知機の違いについてご説明していきます。
ガス警報機
まずはガス警報機について。
ガス警報器またはガス検知器とは、漏れた燃料用ガスや不完全燃焼によって生じた一酸化炭素(CO)を検知して警報を発する装置である。
と、Wikipediaで解説されています。
簡単に言えば、火災とは違い被害が目に見えて分からないガス漏れなどを警告する際に大きな音でお知らせしてくれる安全装置となります。
火災報知機
そして、火災報知機について。
火災報知機とは、感知器によって火災を感知もしくは火災を発見した人間が発信機を操作することで警報を発したり、消防機関に通報する機器の総称である。自動火災報知設備や住宅用火災報知器、消防機関に通報する火災報知器設備がこれに含まれる。
と、Wikipediaで解説されています。
簡単に言えば、火災を感知した際や、火事が起きたときに、人的操作(誰か人の手で操作)などを行うことで、大きな音を発して危険を知らせたり、消防機関へ自動的に連絡してくれる警報装置となります。
ガス警報機と火災報知機の違い
よく混同されそうですが、上記の文を見ていただけると大きな違いがあることがわかります。
- ガス警報機は、ガスが発生した時に大きな警報音で知らせてくれる安全装置
- 火災報知機は、火災が発生した時に大きな警報音で知らせてくれると共に、消防機関への連絡を自動でしてくれる警報装置(※商品による)
このように分類できます。
そして、今回解説するのは、「ガス警報機」となります。
料金
今回は、僕の実例を元に説明していくので、条件が大阪ガスが提供している「ぴこぴこ」(CO・ガス対応)という装置を例に紹介していきます。
下記の画像は、実際に「大阪ガス」の公式ホームページで、掲載されているものになります。(2019年12月13日時点)



壁掛けコードレスタイプ

参照:
https://home.osakagas.co.jp/search_buy/piko_kemu/function/index.html
僕が取り付けていたのは、画像2番目の2段目にある「ぴこぴこ」天井取り付け用ガス・CO警報機(火災警報機能なし)101-0106型になります。
買い切り価格は12,320円(1台)
リース(レンタル)価格は月々314円(1台)
と、かなり割高の金額になっています。
リース契約では、月々314円とたった300円ちょっとで毎月の安心が保証されるなら安いと思ってしまうかも知れませんが、年額換算すると、1年で3,768円。
家は基本的に2年更新なので、2年しか使わないとしても総計は7,536円とかなりの金額になってきます。
取り付けるタイミングと必要性
取り付けるタイミングは各家庭によってバラバラと思いますが、賃貸契約をしている僕の場合は、新居でのガス契約の際に、ガス会社から勧められました。
以下会話文。
ガス警報機の保証期間が5年更新なので、既に取り付けられている物とは別の「新しいガス警報機」を取り付けておきますね!
ありがとうございます。ちなみに、月額料金や、取り付けの義務はどのようになっていますか?
月々314円の支払いで、特別取り付ける義務などはありません。ただ基本的には皆さん付けていますね。
取り付けた後でも、1週間以内ならクーリングオフも可能です!
(スマホで調べてガス警報機の必要性を調べる)
必要なようなので、取り付けをよろしくお願いします!
このように、5分ほど会話をし、結局そのまま取り付けてもらう事に。
ただ、後々詳しく調べてみると、
- ガス警報機は99%必要な物(安全第一!)
- ただ、ガス会社から勧められる物は機能の割に割高
という結果を知る事になったわけです。
どうするべきか?
ではどうするのが正解なのか?
いろんな家庭の事情もあり一概に正解とは言い切れませんが、節約面で考えれば「正規取り付け品を付けずに、Amazonなどで代替え商品を購入して取り付ける」が正解です。
そもそも、ガス警報機に限らず、業者が勧めてくる物で良質な物は基本的にあまりありません。(中にはいい情報を教えてくれる優良業者もいますが)
なぜなら、その会社の売り上げになるもの(サービス)を売り付けたいからです。
自分が会社のスタッフだとして、クライアントに他社の製品の方が機能がいいからうちの物より他社製の製品を使った方がいいですよ!なんて勧めませんよね?
つまりはそういう事です。
警報機の相場
ここで、Amazon等で売っている「ガス警報機」を見てみましょう。
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ガス警報機と火災報知機の2つの機能が付いた高性能な商品でも、高くてこのくらいの金額です。
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5,000円台だとこのような商品が、
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コード式のガス警報機能のみだと3,000円台であり、
安い商品だと、1,000円を切る商品まであります。(※Amazonのみ)
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ちなみに僕が購入したのがこちらの商品!
- 電池式(コードレス)
- 価格が2,000円(Amazonだと1,000円)ほどと低価格
- CO(一酸化炭素)検出と火災警報の2つの機能
- レビュー評価がそこそこあって信頼できる
この4つのポイントからこの報知機に決めました。
メリット
では、自分で用意した「ガス警報機」のメリットについてご紹介!
- 簡単に設置可能
- ガス会社の商品と比べて値段の割に機能が多い
- とにかく金額(固定費)を下げる事ができる
こんなところでしょうか。
商品にもよりますが、大体の場合、コードタイプか電池タイプになるため、コードの場合は差し込んで設置、電池タイプの場合は電池を入れて設置と簡単に設置出来ます。
また、低価格で火災警報器とセットになっている商品が多数あるのでガス会社の商品よりもコスパが良いと言えます。
そして気になる利用料金について。まずは、下の表をご覧下さい。
1年・2年・5年・10年間それぞれの商品を使ったと仮定して計算しています。
年 | 会社・ぴこぴこリース | 会社・ぴこぴこ買い切り | 通販・ガス警報機購入 |
1 | 3,768円 | 12,320円 | 2,000円 |
2 | 7,536円 | 12,320円 | 2,000円 |
5 | 18,840円 | 12,320円 | 5,000円 |
10 | 37,680円 | 24,640円 | 10,000円 |
※(会社)は、大阪ガスの「ぴこぴこ」(リース月額314円/買い切り価格12,320円・保証年数5年)を基準に比較。
(通販)は、大手通販サイトのガス警報機(価格:2,000円・保証年数2年)を基準に比較しています。
見て貰えば分かる通り、何年経っても1年あたりの利用料が3,768円を下回る場合は、全てガス会社の用意した物より利用料金が安くなることが分かるはずです。
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ちなみに、上記でも紹介したこちらの商品は、利用年数を2〜3年としているので表計算では念の為2年で計算。
1年当たりの利用料は1,000円(または500円)となり、維持コストの圧倒的な安さが分かります。
(電気代・電池代を考慮しても元が取れる為、ここでは省略)
デメリット
では、お次はデメリットについて解説していきます。
- 安すぎて不安になる
- 保証がないのが怖い
- メーカー品でないと安心できない
代替品に不安を抱く方は、大体このようなことを思っていると思います。
安すぎて不安になる、という事に関しては、Amazonのレビューに「ガステストをして実際に数値として感知されている」結果がありますので、気になる方はご覧下さい。
保証がないのが怖い、という事に関しては、
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こちらのように、メーカー保証が5年ついている商品があるのでこちらをオススメします。
値段は12,000円と少々お高めですが、機能がガス・CO・火災の3種類に対応しており、同じ機能をもつ大阪ガスのぴこぴこ(5年保証)と比べても、値段は買い切り15,180円と3,000円ほどの差があります。
そして、メーカー品でないと安心できない、という方に関しては、
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大手国内メーカーのPanasonic製などの商品がオススメです。
商品価格も3,000円台から6,000円台と安価で取引されています。
どうしてもガス会社製品が良い!
どうしてもガス会社が提供している商品を使いたいという方がいるかも知れません。
そういった方には、「リース支払い」ではなく「買い切り支払い」にしてしまいましょう。
リース支払いだと、大阪ガスぴこぴこ(CO・ガス)の場合、3年と3ヶ月で元が取れる計算になります。
こちらの場合は、引越しの際に忘れないように持って行く必要性がありますが、基本的に毎月のガス料金と一緒にリース費用が支払われている為、毎月の支払いが314円安くなる事になります。
精神安定上も、一度で買い切ってしまった場合が良いかと思われます。
ちなみに、今設置している商品を正規の値段で買い切ると、使った年数分が入っている為、保証期間をその分無駄にしてしまいます。
もし、リース契約を解除して買い切りにする際は必ず「リース契約をしていた分の差額分の料金で買い取れるかの確認」をしましょう!
4年間丸々リース契約をしていた場合、残りの保証年数が1年の商品を、5年保証商品と同じ買い切り金額で買う事になったらとても勿体ないですからね。
リース契約を解約するには?
リース契約を解除する際には、電話かインターネット申し込みが一般的ですが、
大阪ガスの場合、インターネット申し込みを受け付けているのは「ガス警報機の設置のみ」のようなので、電話申し込みしかありません。
もし、リース契約を解除する際には、ご家庭の契約情報を確認しながら申し込んでください。
ちなみに、大阪ガスのリース契約の場合だと、2年以内に途中解約の場合、解約金1,000円/1台を請求されますが、設置から一週間以内の場合はクーリングオフ制度が適用され、また引越しの際の解約料
実際に設置してみよう
今回設置するのは上記でも紹介したこちらの商品。
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まずは、商品が届き次第、箱から本体を出していきます。

商品自体も小さい為、コンパクトな箱に入って送られてきました。

中身は、3つに分かれており、
- 商品本体
- 留め具のねじ
- 取扱説明書
になります。


このように日本語の取扱説明書がついてきますので安心して設置出来ます。

まずは、本体の裏面にある電池カバーを外します。

カバーを外すと写真のように本体とカバーの二つに分かれ電池ボックスが見えます。

このように事前に用意していた電池を3本セットしカバーを閉めたらセット完了!

正常にセットできた場合は、写真のように数値を表す表示窓が警報音と共に青く光ります。
警報音が鳴ったらガス警報機のセッティングは完了です。
本来ならばこれで本体を使うことが出来ますが、僕は天井のシーリング部分に張り付けたかったのでもう一工夫していきます。

アロンアルファ(瞬間接着剤)と電球用ソケットを用意します。
電球用でなくても良いのですが、余っていたので使用。

ガス警報機本体と接する面に瞬間接着剤をまんべんなく付け、

写真のように、ガス警報機の裏にソケットの接着剤を付けた面を手で強く押しつけます。

接着剤が完全に乾いた後、シーリング部分に取り付けたら完成!
見た目は少々不格好ですが、ガス警報機の設置はあるに越したことはないですし、そもそも日常的に天井をみないので良しとします。
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今回使用したのはこの商品。
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ちなみに電池は、次にストックが無くなったらこの「エネループ」にしようと思っています。
エコだし、ミニマルなんでオススメです。
最後に
今回は、ガス警報機の節約方法について解説していきました!
ガス警報機に限らず、無駄なお金を必要以上に払わない為にも知識を身につけていきましょう!
そして節約に関しては、こまめに電源を消すのでもなく、食費を削るでもなく、固定費の削減が一番大事です!
冒頭でも説明した通り、固定費の削減が一番簡単で効果が高い節約方法なので、皆さんも是非、見直してみてくださいね。
最後までご覧頂きありがとうございました!
(今回ご紹介したガス警報機の安全保障は出来かねますので、あくまでも自己責任での取り付けをお願いします。)